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壊れた世界が綴る世界

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ボクシング界、世間が注目した世紀の一戦、亀田興毅VS内藤大介の歴史的一戦をTBSの放送を録画したもので観させて頂きました

まずは内藤大介選手、世界チャンピオンとして、亀田の弟の敵討ちを含めた挑戦を受けてくれて、どうもありがとうございました!

あなたは既に充分に名誉と栄光を手に入れていて、負けたら叩かれかねない強敵亀田興毅の一戦を避けることはできたと思う

「亀田?また反則されたくないしあんな態度の悪い人間よりも人間として優秀で強い相手とやりたいですね」

こんなことを言えば擁護してくれる人もいるし回避することはできたと思う

それでも心のどこかで男として、世界チャンピオンとして、亀田興毅の挑戦を受けて立つべきなんじゃないかと真摯に受け止めてくれたのだと思います

本当にどうもありがとうございました!

内藤選手のこの英断がなければ今日の感動は在り得ませんでした

本当にどうもありがとうございます!

プロボクサーとしての全盛期は過ぎ、衰える肉体とも闘いながら35歳にして、世界タイトルマッチ日本人最年長防衛記録を更新してきた王者内藤大介選手は人間として、プロボクサーとしてとても偉大で立派な方だと思います、内藤さんもまたとても苦労を重ねてここまで這い上がってこられた方なのですよね

試合はまず亀田興毅の入場でとてもたくさんの人達が、とても熱くて温かい声援を送ってくれて、私の心もとても温まりました!

これまで多くの人に散々ボロボロに叩かれ傷付きながらも、辛い思いをして必死で闇の中を闘い抜いてきた興毅を支えて応援してくれてどうもありがとう

ここまで修羅場を潜り抜けてきた興毅の入場シーンを見てて心に響くものがあったよ、入場は内藤さんよりも興毅の方がずっと緊張してて堅かったように私には見えました、絶対にこの試合は落とせない、勝たねばならんという意気込みが伝わってきました

試合はボクシングのことがよく分からない私ですが、勝ち負けも気にしながら観てたけど、リング上にある2人の熱い魂とその背景にあるドラマの甲斐もあって観てて凄くスリルがあって楽しめました

内藤さんも亀田も良いパンチを当ててましたね

最終ラウンドでお互いが肩を抱き合ったようでそれにもう感涙しました!

どっちが勝っても良いような気も少ししました

試合後の興毅のマイクの「ここまで応援してくれた・・ファンの皆さんに・・感謝の気持ちで一杯です!! とりあえず、親父ィーどんなもんじゃーい!!」で号泣しました

「おい、みんな!これからも興毅応援したってや!!」

亀父は以前息子を庇うようにリングでそう叫んでましたが、私含め多くの方がちゃんと興毅を応援してましたよ!

スポーツナビによると父、史朗さんはリング下で泣いていらした時があったそうです

内藤さんは試合後に期待を裏切る試合をしてしまってすみませんでしたと言ってたようだけど全然謝るような試合はしてないよ

そして純粋な正義感から亀田を批難していた人達に関しては亀田ファンである私からも謝罪します、亀田も悪かったところは反省して今後改めていくと思います、これだけ日本中から色んな形で叩かれて表にはあまり出せないだけで、内面では凄い傷付いてると思うんですよ

どうか今までの亀田だけではなくて、これからの亀田を期待して見てくれればありがたいと思います、是非お願い致します。

著名人ではアントニオ猪木さんが亀田を擁護してたけど、悪者と世間から見られている亀田を擁護することで自分に降りかかるリスクを恐れずに、自分の中にある正義感で動いた猪木もまた流石で立派な方だと思いました

還暦を過ぎてもアントニオ猪木という英雄は今も尚、英雄のままだと思いました

元気があれば英雄でいられるんですね

石井選手も大晦日頑張って下さい!

IGF大会をまた関東で開催してくれたら是非また行かせて頂きたいなと思います!

そして私の格闘技に関する記事をトラックバックしてくれてるスポーツナビのスタッフの皆様、いつも心の中でたくさん感謝をしながら御礼を云うのが遅くなりましたがいつもどうもありがとうございます!

アクセス数が一日に一桁、二桁の日も少なくない私のブログが高アクセスを獲得できるのはスポーツナビさんのおかげです

たくさんの人達が自分の想いを見てくれてると感じれて何度も救われる気持ちになりました、本当にどうもありがとうございました!

これからも格闘技業界を盛り上げるため、楽しむため、宜しければ宜しくお願いします

内藤さん、興毅、たくさんの皆様、今日は感動をありがとう!
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勝利の女神という言葉は誰でも聞いたことがあると思う、特に辞書などを引いて調べるつもりはない

私は幼い頃から知っていたように思う、勝利の女神に対する印象はより清い者に勝利という恵みを捧げる神聖な天の者ということだ

誰でも誰かの勝ち負けを願う際に勝利の女神という存在を信じ祈りを捧げることはないだろうか?

相変わらずアンチ亀田のコメントを見てるとイラっとくるものがある

イラっとくるとこっちも憎しみが湧いてきてアンチ亀田を真っ赤にするような言葉は思い付くしそれで不快にされた分、仕返しをしたくもなる

だけどそんなことをしてもこの世に憎しみを広げるだけだろうし、自分の心を醜くすることにも繋がり、清い生産性はないように思いなんとか抑えたりする

内藤さんが悪い人間だとは思わない、だけどこの2年間あたりずっと亀田の方が闇の中で苦しみながらいつか報われることを信じ前を向いて闇の向こうの光を信じ努力をしてきたように私は思ってる、そんな亀田に勝利の女神が亀田に勝利を授けてはくれないかと望む私がいつの間にか心の中に生まれていた

そんなことを考えてる最中にある考えがふと浮かんだのですが、もしも自分に勝利の女神の力があったらどうするだろうか?

勝敗を強制的に決め付けられる無敵のパワーがあるのだとしてそれで無敵の力を使い亀田を勝たせたいだろうか?

亀田には勝って欲しいけど、それってやることが卑怯なんじゃないかと思うしそんな勝ちは本物の勝ちではない、内藤さんだってこれだけ地位や名誉を獲得して35歳という高齢で最も負けたくない若い亀田の挑戦を受ける素晴らしい人間だ、その人相手にそんな魔法を使ってまでして亀田に華を持たせるのは双方に失礼だと思う

自分でやる分には卑怯で汚れるようで嫌がる癖に、気付いたら勝利の女神という存在にはそれを願って押し付けている自分がいることに気付きました

この世に勝ち負けは存在するが勝利の女神は存在しないと思う 何も悪さをしなくても人はこの世で地獄に落ちれば天国にも昇る

この世は強い者が勝つ 私は頑張ってほしい者の勝利を願う

最後は強い者がリングに立つ、それが私のだした答えだ

正々堂々と力を競い合いそれで亀田には勝ってほしい

亀田よ、光を掴み取れ!
ボクシング業界のみならず世間もが注目するボクシング業界最大の注目カード亀田VS内藤は明日に迫りました

私は仕事の都合上生放送では観られそうになく残念ですが心の中で戦況を見守って亀田の勝利を見守ってます

ここまで逆風に晒され辛い思いを孤独に隠しながら夢を諦めず歯を食いしばって努力してきた亀田は人間として立派だと思います

その亀田が勝って勝利を噛み締める姿を私は見たいです

世の中では亀田を悪く見る人も結構いるようですが、それが私にはどうもよく分かりません

あのキラキラした優しい眼差しを見てると私にはどうしても亀田が悪い人間には見えないしそこまで非難する対象ではないかなと思ってます

アンチ亀田にも亀田の態度が気に入らないだとかボクシングに取ってどうだとかあの反則を指して亀田に純粋に怒りを感じてる人もいるのだなと思い出してきましたが、私は非難の仕方にもモラルがあるんじゃないかと思います

いずれにせよ2人がリングに上がり拳と拳で語り合い何か感動を見せてくれたらいいなと思います

2人の世紀の一戦に期待してます!
2001年の新日本プロレスの東京ドームで橋本VS長州は突如組まれ試合が行われました

私はまだその頃はネットが使えず、プロレス界の情報は週刊ゴングか深夜放送のワールドプロレスリングの速報により入手していたのですが、あの頃はゴングよりも先にワールドプロレスリングがこの2人の対決の決定を報じたような気がします

2人の対決が報じられ私の胸は期待で高まりました、この2人ならきっと何か凄まじいものを魅せてくれるという期待感があったのです

奇しくも2人とも引退からの復帰2戦目でした

試合は序盤では橋本さんが打撃で長州をコテンパンにし、その後長州さんがカウンターのナックルパートでダウンを奪い自分のターンを獲得したり張り手と袈裟斬りチョップの応酬と凄まじい攻撃が続きました

2人とも特にガードもしなければフォールにも入らないんですね

この試合では試合の最中に橋本選手が長州選手に「立てー!立てー!」と激を飛ばしてましたが長州さんに言ってるようで奈落の底から這い上がってきた自分にも激を飛ばして言っているような感じが私にはしました

ああいう追い詰められてダウンした選手に激を飛ばし立ち上がることを促し相手の意地を引き出し受け止めるのも橋本さんのプロレスの特徴であった気がします

橋本さんはどんなに倒れても這い上がることの大切さを激闘の先に見せようとしていた気がします

それでレフリーがこの試合をどう裁けばいいんだと、藤波社長に問いかけるようなシーンがありましたが藤波社長も2人の闘いを見て困惑しているようでした

結局解説の山ちゃん(山崎さん)が危険を察知し「藤波さん、止めないと危ないですよ、藤波さん!!」と藤波さんに試合の中断を求め藤波さんがリングに歩み寄り試合をストップさせてしまいました

リングに上がった藤波さんは「我々は殺し合いをしている訳ではない、駄目だ」みたいなことを言ってました

個人的にまだ闘えるなと思ってましたが、リングで闘ってた選手によっては凄く危ない闘いに見えたのかもしれません

とても熱のこもった闘いで記憶に残る名勝負です
プロレスの魅力でタッグマッチという2対2以上で闘う形式の試合があります

実はシングルマッチよりもこのタッグマッチの方が多いのではないかと思うくらいなんですがタッグの方がシングルよりも試合の合間に休めて楽だからではないかなと思ってます

さて、格闘技でもDEEPなんかがタッグマッチをやっておりますが、プロレスならではのタッグマッチの魅力として合体技というのがあります

二人の選手が一人の選手に仕掛ける技なのですが

よくあるのが
ダブル膝砕き
合体パワーボム
サンドイッチラリアット
ダブルブレーンバスター
ダブルバックドロップ
合体パイルドライバー(一人がコーナーに駆け上がりパイルドライバーの体勢で抱えられた敵の脚を持ち体重をかけ同時に落とす)

この辺は難易度が低いと思います

特定の2人がよく使っていたのが
テンコジカッター(天山小島)天山が抱え小島がコジコジカッター
ノーフィアードロップ(大森高山)肘を組んでエルボーを落とす
ビッグハイアーデモリッション(大森高山)2人で高角度のパワーボム
刈龍怒(橋本小川)水面蹴りとSTOを同時に仕掛ける
俺ごと刈れ(橋本小川)橋本がジャーマン(後にバックドロップ)で抱えあげたところを小川がSTO
俺ごとガファリ(ガファリ・トムハワード)ハワードが羽交い絞めにしガファリがタックルで突っ込む

私が思う最強の合体技はドラマ性とかから考えて俺ごと刈れになりますが、皆さんはどれが最強の合体技だと思いますか?
私は橋本さんほど打撃で人を魅了するレスラーはいないのではないかと思います

プロレスの打撃で重要なのは観てる人にどう凄みを感じさせ魅了するかである

実際のところ誰のどの打撃がきついのかは受けてみた人間にしか分からない

私が見てて最強の打撃の使い手は橋本さんで、爆殺キック、袈裟斬りチョップを見てて迫力を感じました

モーションの美しさ、溜めの時間、ヒット時の音、受けた相手の吹っ飛び具合、そして打撃に込める怒り、それらなどからしてやはり橋本さんの打撃が最強だと思います

だから三沢さんは高山の蹴りの方が重いと言っていたけど私は橋本さんの蹴りの方が全体的に凄いと賞賛します

橋本さんは観てる人に打撃で痛みや刺激を最も伝えられる素晴らしいレスラーであったと思います

打撃別に評価すると

エルボーは三沢

逆水平は小橋

ラリアット小橋か小島

膝蹴りは高山

キックはやはり橋本さんですね

最近のプロレスで思うのは負けた選手から悔しさが伝わってこないというのがあります

負けた選手から悔しさが感じ取れた試合をいくつか例に挙げてみますが

例えば橋本さんが小川に引退を賭けて負けてしまった試合、人生を賭けて勝負に挑んだのだから悔しさを越える悲しさ、無力感があったと思います、それを見て面白かった訳ではないですが試合に夢中になって見れたのは負けて悔しくならざるを得ない理由があったからです

次は全日VS新日のトップ同士の対決である川田VS健介

あの頃の健介には新日本のトップであるプライドがあり背負うものが大きかった、川田の「新日本のトップとやりたい」との発言に健介は「アイツは俺の名前出したか?」と名前を出さなかっただけでプライドが傷付き名前を出すまで対戦を承諾しなかった

団体のトップを張るレスラー同士の対決なだけに闘いの背景には新日VS全日のどっちが強いんだ?というものがあったため負けた健介は悔しがっていました 私は新日派だったんで健介に勝ってほしかったんで悔しかったです

2001年、橋本真也VS佐々木健介、新日を出てZERO-ONEとしてリングに上がった橋本、橋本の打撃で健介がTKO負けを喫し橋本の「オイ新日本の腰抜け共、お前ら全部相手してやるぞ、来い」という挑発に健介がぶち切れていた

健介はフリーになって小橋と闘って負けたけど試合が名勝負だったから負けても最高に幸せだと喜んでいた

ああいうのも良いんだけど今のプロレスは負けて悔しがるところが伝わってこないのが残念ですね

もっとプライドを持って負けたら悔しくなる闘いになるように心掛けてほしいです

新日VSK-1が再開すれば自然とプライドが懸かって負けた方が悔しくなる闘いが生まれると思うんですが難しそうですね

永田VSアーツ

中邑VSバダハリ

金本VS金泰泳なんか組まれれば面白そうです



こういう試合を見るとプロレスの衰退の理由は総合の出現やプロレスの見方の変化以外のものを感じます

中西の肉体美、武藤のテクニック、試合で放つ凄まじい気迫を感じますからね
今もプロレス界に夢は存在する、かつて新日本には長州、藤波、橋本、武藤、蝶野、健介、中西、西村、天山、小島、大谷、高岩と一つの箱の中でスターが揃っていた

それがなんか方向性の違いとか格闘技路線とかでZERO-ONE、全日、WJ、ビッグマウス、無我、健介オフィスと分裂していってしまったけど旗揚げするにあたった当初は自分のカラーで箱を埋めていきたいって欲はみんなあって自信もそこそこあったのだと思う

でも結果的に崩壊したり低迷してるよね、プロレスの90年代と比較するとどこの団体も役者はいるんだけどいまひとつ役者不足な感じは否めないです

また一つの箱にみんな戻って闘ってくれることを望んでる人の方が多いんじゃないですかね

橋本さんは他界してしまったけど、中邑、棚橋という新しいスターも誕生した、真壁や後藤も成長した

ひとつの箱で武藤、蝶野、小川、高山、村上、健介、船木、中邑、棚橋、天山、小島、中西、大谷、高岩、金本、西村、長州、藤波が見れれば年間50くらい興行を打っても成功しそうな気がします

格闘技界に負けないくらい顔が揃ってると思うんですよね、役者が揃えばベルトの価値も自然と高まっていくと思う

団体として競い合うのは新日と全日の頃みたく二つで、その二つがたまに夢の対決として闘えばいいんじゃないかなって気がします

こんなに分裂したままどこも成功させていくっていうのは無理な気がします

ゲーム機もいつの時代も成功したり競い合ってるのは大体1つか2つですよね

みんながひとつの船に集まって日本の大陸を横断し闘いを見せればいいのではないかと私は思います

そのくらいすればプロレス界は盛り上がると思います

小川も金銭的にはもう充分満たされてるんじゃないかな、金は使えばなくなるものだけどリングの上で残す財産は半永久的に消えないものだからそっちの方を残すことを重点的に考えても良いんじゃないかと思う

もう実現不可能だけど橋本、武藤、蝶野VS三沢、小橋、川田のタッグは見たかった
IGFのJCBホールでのGENOME10大会を観戦してきました

まず私が今大会を観戦しに行く要因となった3つのポイントを紹介したいと思います

●プロレスでは今年一番のレアカードである小川VS高山の闘いに期待していたから
●伝説のアントニオ猪木さんが生きている内に生で猪木さんを観ておきたかったから
●闘魂タオルが来場者全員にプレゼントされるからです


まず最初の小川VS高山ですが、前哨戦は酷い内容でしたが小川選手自体シングルプレイヤーだしプロレスでシングルで日本人と大勝負をするのは佐々木健介戦以来となるのではないでしょうか、小川選手自体が馴れ合いは絶対この業界を腐敗させていくと自覚できているし原点に戻るつもりでオープンフィンガーグローブも久しぶりに着用してくるということで私はそこそこ期待してました

2点目ですが猪木さんを生で観たいという理由で来場した方は私以外にもいらっしゃったと思います、IGFのリングに猪木さんは上がりマイクで「腰の手術をしたら切符が売れた」というようなことを言ってましたが猪木さんの登場がJCBホールの超満員に繋がった部分は結構あったと思います

3点目の来場者みんなへの闘魂タオルのプレゼントの企画ですが、会場へ行くからには何か形として持って帰りたいというお客さんの心情がありますよね、季節も冬が近付き冷え込んでくるこの時期にタオルというのは良いプレゼントだったと思います、闘魂タオルも貰えるからという理由で会場へ足を運んだ人は私以外にも恐らくいたでしょう、今後も来場者みんなにそのときに適した品物をなにかプレゼントするというのは良い企画だと思うのでこれは今後も継続していった方が良いでしょう、あとサプライズだったのが猪木の7祭体操限定DVDというのも入場時に貰えました、パンフレットも貰えたんですが試合開始までの時間や休憩時間の読み物としては十分なボリュームのモノでした

今回のIGF、JCBホール大会のチケットは前売券を全てソールドアウトさせることに成功してるんですよね

JCBホール自体今回始めて行ったのですが7000人くらいは入れられるところだと思ってましたが実際に会場へ足を運んでみたら外観がかなり小さく見えました、中に入っても3000人入るのがやっとだろうなと思いました、それでもチケットの価格は

SRS席:\20,000
猪木酒場シート:\12,000
S席:\10,000
A席:\5,000
立見:\3,000

と高額なものもある、不況の中でこの価格で前売の段階でこれを売り捌けたのは凄いことだと思います、今回はもう少し大きな会場でも良かった気がするんですが何故小川VS高山という切札にこのような狭い会場を選んだのでしょうか?

確かに会場の客席は階段状になっておりプロレスを観るのに適した構造となっておりましたがチケットの売行きからしても少々もったいない場所を選んだのではないかと思います

次に試合の感想に入りたいと思います

第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負 定アキラVS奥田啓介

両選手とも記念すべきデビュー戦のようで定アキラ選手はまだ高校一年生なのだそうです、煽り映像でスクワットを3千回こなせると紹介されていました、凄いですね、定選手は試合前から緊張しててちょっと腰が低い印象を受けましたが試合の方はプロレス的なロープワークやグラウンド展開はなく単調な打撃の応酬が殆どでしたがプロレス的なロープワークやグラウンド展開をしないことで二人の勝利に対する気持ちと緊張感が伝わってきてなかなかの名勝負でした、年齢からしても10分が調度良いところだったと思います、試合後は両者共に四方に頭を下げ健闘を称え合い抱き合ってました、恐らくは「もう一回やろう」と言葉を交わしていたんじゃないでしょうか、2人の今後の活躍に期待したいです


第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負 鈴木秀樹VS藤井克久

藤井選手のミドルから繰り出される音が会場に響き渡り迫力がありました、最後は鈴木選手が藤井選手の腕十字か三角を切り替えし丸め込み勝利しましたが負けた藤井選手にまだ元気があったので不完全燃焼な感じがあります

2人ともプロとして観客の記憶に残る試合をしなきゃ駄目なんだという意気込みを感じさせてほしかったですね


第3試合

ジョン・アンダーセン選手の肉体がボディビルダーのようで凄味がありました パワーボムででかい音が響き渡らせたのはこの選手だったかな


第4試合 シングルマッチ 10分1本勝負 エリック・ハマーVSタカ・クノウ

この辺から試合時間が10分というのが短いような感じが強まりました

コーナーへぶつける豪快なタックルやぶっこ抜きジャーマンを魅せてくれたハマー選手が凄かった、タカ選手もなかなか耐えて頑張ったと思います


第5試合 藤波辰爾のテーマ曲を聴いて9年前あたりの藤波さんを回想しました、引退カウントダウンで福岡ドームで蝶野と闘ってケンカキックで負けたのを見て体力的にもうしんどいんだなと思って観てましたがあれからもう9年以上も頑張っているんですね

攻防に目新しさは特にありませんでしたが初代タイガーとウルティモのルチャ的な攻防に観衆が結構沸いていました


第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負 モンターニャ・シウバVSボブ・サップ

どこまで本気で叩いてるのか分からない打撃の応酬の中サップのボディスラムからの押さえ込みで呆気なく3カウントが入ってしまった、3つ取られたモンターニャシウバも納得がいかず怒ってました、こういう試合はいけませんね

ここまでの試合で思ったのはIGFではレフリーストップやダウンカウントがあるのだから、3カウントなんて試合を呆気なく終わらせてしまうモノは省いた方が良いのではないかということです、過去にも高山に3カウントを取られた直後のモンターニャが元気に起き上がって暴れたり小川のSTOボンバーで3カウントを取られた直後のジョシュが元気だったりああいうのを観るとIGFに3カウントはいらないのではないかと思います、健康面の問題で3カウントの必要性が出てくることはあると思いますがそれでも3カウントの勝利条件としてせめて試合開始10分以降の3カウントのみを認めるという条件などを定めた方が良いと思います


第7試合 シングルマッチ 45分1本勝負 ジョシュVS澤田

澤田選手の健闘を期待してましたがジョシュが身体能力で遥かに澤田選手を凌駕しているのが窺い知れました、日本語で澤田に「コイ!コイ!」などと連呼するジョシュに観客が受けていた、ジョシュは澤田を抱えあげて四方に回転してからスープレックスで投げたりと観客を喜ばせようと意識して闘っているのが伝わってきた


メイン 小川VS高山

やはりジョシュ、小川、高山あたりはリングに上がるだけで観客を魅了するオーラがあるなと思った

小川は入場曲はNWA王者のテーマ曲の方が似合ってると思う

小川がグローブを着けてたこともあり最初の方は結構緊張感がありました、小川のロープに追い込んでから離れ際に放つ相手をおちょくるような高速張り手は良いですね、あれを連発して高山をもっと怒らせてほしかった

その後高山の鉄拳で小川がダウン、小川がグローブを外したり小川がSTOボンバーで高山をKOしそうになったが高山も体力を回復してきてバックドロップで反撃

小川が純プロの波に飲まれていく

小川の逆水平チョップも少しは良いと思うが袈裟斬りチョップも練習して試合で使ってほしい

小川がロープエスケープで逃てる高山をスリーパーで捕らえその侭リング中央の方へ持っていき、なぜかレフリーはスリーパーを解かず試合はゴングが鳴って終わってしまい観客からは残念そうな声が漏れた(私の誤認かもしれません)私の見た通りであればレフリーと小川が少し悪いですね(間違ってたらすいません)

試合後は小川がマイクで何かアピールすることを期待していたがそれはなかった

猪木さんは2度リングに上がったけど会場は大いに盛り上がってました、猪木さんはパンフで書いたことを言ったり「全員が真っ赤なタオルをしてどっかの宗教団体みたい」というようなことを言ってお客さんを笑わせたりお客さんの大声に返事をして喜ばせていた、大きな筆で白い板に「腰の完売」と書くパフォーマンスもした

最後は猪木さんが「1、2、3、ダーー!!」で興行を締めた 猪木さんにはこの先まだまだ20年でも生きててほしいですね

トータル的には満足とはいえないけどまあまあの興行でした、やっぱりライヴで観るプロレスは立体的だし会場との一体感があって平面の画面では味わえない迫力があって良いですね

ただ今日来てくれた観客が次の大会へ足を運ぶのかを考えると改善すべき点は改善しなければ少し厳しいと思います

3カウントで呆気なく試合を終わらせないように3カウントは省くか試合開始10分以内のフォールは認めないようにしたり、興行終了後にどの選手がMVPに相応しいかお客さんにアンケートを取りその投票率に応じてファイトマネーの額を変動させるというようなことをするのも選手が名勝負をしやすくなって良いと思います

それと新日との対抗戦はした方がプロレス界が盛り上がると思うし闘わなければ両団体とも危ないのではないでしょうか

新日サイドからしても、次の両国大会は現状のカードで満員にできるのでしょうか?

東京ドームの興行も後に控えているし地上波テレビ放送消滅の噂もあるしそれを考えればIGFとは闘わずして生き残っていくのは厳しいのではないかと思います

個人的にIGFVS新日で観たいカードは

小川VS棚橋

小川VS中邑

小川 ジョシュVS中邑 棚橋

小川 ジョシュVS中邑 永田

VS新日以外では

田村VS秋山成勲

高山VS秋山成勲

小川VS秋山成勲

小川VS川田

小川VS健介

新日の東京ドームでIGFとの対抗戦をやるのであれば

中西、永田、後藤、棚橋、中邑VSジョン・アンダーセン、エリック・ハマー、高山、ジョシュ、小川のシングル勝ち抜き戦なんてのをやってみれば面白いんじゃないですかね


さあ、次は亀田が頑張る番だ!
リングに上がる者ならば何かひとつでも観客を魅了する強さがなければならないと思う

新日本プロレスの中邑真輔は「今の新日は言葉だけでストロングスタイルがない」というようなことを言っていたけど個人的にこれに共感しました

みんなそれなりに頑張ってるのは分かるけど中邑みたく眼がギラついてて何かで爆発しそうなかっこいいオーラを放ってるのは今の新日では中邑くらいしか見当たらないですね

ストロングと言ってもいろんな強さがあると思う

亀田のように厳しいバッシングを受けながらも夢を諦めず努力できる強さを持っている者

ヒョードルのように相手を圧倒的な強さで倒す強さを持っている者

ミルコのように華麗なハイキックで相手をKOする強さを持つ者

三沢さんのように受身の達人と云われるくらいの受身の強さを持っている者

丸藤のようにアクロバティックな技で人を魅了する強さを持つ者

小川のように日々オーラを研ぎ澄ましてて試合でとてつもない緊張感を醸し出せる強さを持つ者

橋本さんのように何度倒されても決して自分に負けることなく心を折らず立ち上がり強敵に立ち向かう心の強さを持つ者

強さはひとつじゃない 人の心を魅了する強さはたくさんある どの強さに魅了されるかは人それぞれだけどリングに上がるファイターとして何かひとつでもお客さんの心を魅了する強さがあれば価値ある立派なファイターだと私は思います

個人的には何度倒されても決して自分に負けず立ち上がり小川に立ち向かい続けた橋本さんの強さに心を魅了されました、私がプロレスを見始めたキッカケも橋本さんの試合からでした

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