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最近のプロレスで思うのは負けた選手から悔しさが伝わってこないというのがあります

負けた選手から悔しさが感じ取れた試合をいくつか例に挙げてみますが

例えば橋本さんが小川に引退を賭けて負けてしまった試合、人生を賭けて勝負に挑んだのだから悔しさを越える悲しさ、無力感があったと思います、それを見て面白かった訳ではないですが試合に夢中になって見れたのは負けて悔しくならざるを得ない理由があったからです

次は全日VS新日のトップ同士の対決である川田VS健介

あの頃の健介には新日本のトップであるプライドがあり背負うものが大きかった、川田の「新日本のトップとやりたい」との発言に健介は「アイツは俺の名前出したか?」と名前を出さなかっただけでプライドが傷付き名前を出すまで対戦を承諾しなかった

団体のトップを張るレスラー同士の対決なだけに闘いの背景には新日VS全日のどっちが強いんだ?というものがあったため負けた健介は悔しがっていました 私は新日派だったんで健介に勝ってほしかったんで悔しかったです

2001年、橋本真也VS佐々木健介、新日を出てZERO-ONEとしてリングに上がった橋本、橋本の打撃で健介がTKO負けを喫し橋本の「オイ新日本の腰抜け共、お前ら全部相手してやるぞ、来い」という挑発に健介がぶち切れていた

健介はフリーになって小橋と闘って負けたけど試合が名勝負だったから負けても最高に幸せだと喜んでいた

ああいうのも良いんだけど今のプロレスは負けて悔しがるところが伝わってこないのが残念ですね

もっとプライドを持って負けたら悔しくなる闘いになるように心掛けてほしいです

新日VSK-1が再開すれば自然とプライドが懸かって負けた方が悔しくなる闘いが生まれると思うんですが難しそうですね

永田VSアーツ

中邑VSバダハリ

金本VS金泰泳なんか組まれれば面白そうです



こういう試合を見るとプロレスの衰退の理由は総合の出現やプロレスの見方の変化以外のものを感じます

中西の肉体美、武藤のテクニック、試合で放つ凄まじい気迫を感じますからね
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