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視力の低下で悩んでる人はレーシックを考えてるだろうか?

それとも視力が上がるトレーニングDVDに2万くらい注ぎ込むだろうか?

私は500円で本が買え視力UPに役立つとされる松崎式をやっています

この本の付録を利用したりして書かれてあるトレーニングを実践することで視力が驚くほど良くなるという本なのですが、この本に書かれてある通りに一日2時間もの時間を費やしてトレーニングをしても驚くほど視力が良くなる人は少ないと思うけど低コストで視力UPに挑戦できたり、気休めという意味ではオススメできる一冊となっています

角膜の微妙な凹凸だったり眼球の歪みとかそういうものはトレーニングではどうしようもないものだと思うんですが、この本に書かれてあるように眼球移動筋だったり目に入る光の量を調整する虹彩を鍛えることで視力が鍛えられるところもあると思います

レーシックはずさんな衛生管理で感染症を引き起こしたクリニックが摘発されたりごく稀に失敗があるようだけれども、レーシックが視力UPには一番の近道だと思う、けれども金銭的に角膜強化法だとか安全なコースを選択するとたしか50万以上はかかる

視力が上がるとされるDVDは2万近くかかる、ネットでこの教材を利用して視力が上がったという人が多くいれば自分もこれを買っただろうけど、検索してもブログで視力が上がったという人はリンクをクリックさせ高額なアフィリエイト収入を得ようとしているのかなと思うような人しか見当たらなかった

松崎式は500円で視力UPに挑戦できるし、馴れれば目を瞑りながらでも挑戦できます

私は松崎式を初めて1ヶ月、松崎氏が推奨する2時間のトレーニングなんてやってなく15分程度だからか視力がUPしているような実感は特になくほんの少しだけ良くなったような気がするだけです

乱視改善トレーニングに関しては悪化したという人もいるんで不安があればやらない方が良いのかもしれません

虹彩トレーニングをまともにやりたければ瞬間点灯する蛍光灯のICインバータースタンドを用意しなければなりません

毎日やってもあまり視力がUPするとは思えないから15分くらいしかやっていないのであって、そういった意味ではあまりオススメしているわけではないけれども金銭的に余裕がなくレーシックが不安だったり気休めとして利用したいという人にはオススメできますよという本です

一応みのもんたのTVで紹介されたことがあったりアマゾンによるレビューでも評価の高い本です



タイトル「2週間で目が驚くほど良くなる本」
著者:信州大学名誉教授 松崎五三男
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若者に絶大な支持を受ける山田悠介のパーティという小説を読んだけど今までの山田さんの作品の中でも一番つまらなかった

先の展開を気にさせて小説を読者に読み続けさせるテクニックは相変わらずあるが、小説を形成するヒロインが病気で周りの仲間が一生懸命助けようとするのはありきたりだし、登場人物の死を題材とするのもフィクションにはあり過ぎるもので作品全体に新鮮味がない

なんかの本で、感動をテーマにした名作のほとんどには人間の死が扱われているというのを読んだことがある

読書に一体何を伝えたいのか、何を与えたいのか、読んでいる間は先の展開が気になるけどそれ以外は空っぽで、読み終えた読者へ残すものといえば、このくらいの小説で本が何万部も売れるのだから、自分が作品を描いたらこれ以上に感動を与える名作を出して自分も成功できるのではないかという自信を読者に与えるところだと思う

文章能力も面倒で大して頭を使っていないのか情景描写が稚拙だし文末の部分を読むと実に下らなく名前が売れたから適当に物語を創って売ってしまおうというくらいの想いしか感じられなかった

強姦致死という卑劣な犯行で逃亡生活を続け逮捕された市橋の本を読んだ

逃亡生活で怖かったとか履歴書不要のところで働いてたとか書かれてあった

本の出版目的は何だったのか、主観的に過酷な逃亡生活や怖かった想いを書き記すことで少しでも読者の共感を誘い減刑になりたいという思いでもあったのだろうか

本の最後に印税はリンゼイさんの家族か公益のために使ってほしいということをわざわざ書き記している時点でそうなのかなと思う

リンゼイさんに酷いことをした動機や事件当日の心境などには触れられていなかった

なんか最後の方の逃亡劇を読んでてみじめな人だなと思った

自業自得だが生涯孤独と共に生きることになるだろう
乙一さんは弱冠17歳でジャンプ小説ノンフィクション大賞を受賞しデビューした天才小説家で小説をいくつか世に出版しているんですがその中で長編ミステリーの暗黒童話という作品を気に入っているので紹介してみたいと思います

女子校生の白木菜深は街中の事故で傘の先端を左目の中にぶつけられ視神経を断ち切られました

その事故のショックで菜深は過去の記憶を失い、記憶を失う前の明るく勉強もできてピアノも上手に弾けてみんなに人気のあった菜深とは別人のように暗くなってしまいました

菜深の両親や学校の友達は記憶を失う前の明るく活発な菜深と暗くなった菜深とを比較し今の菜深に失望した態度を見せることで菜深の心を深く沈み込ませていきます

誰もが自分の存在に嫌悪感を示し離れていき、一人ぼっちになった菜深だがある日、眼球を移植する手術を受け、移植された眼球は不思議といろんな光景を菜深に見させ、それは孤独な冷たい闇の中にいた菜深の心を温めるものだった

やがて菜深は左眼の眼球が時折映し出す光景は同じ世界にあるモノだと思い、左眼の眼球が映し出す光景から眼球の元の持ち主である和弥が殺されたことと少女誘拐の事件を知ると菜深は事件の現場へ真実を知り解決するためにたった一人で動き出した


乙一さんの小説を読んでいるとなんとなく心に淀みがなく、人生において自分の心を腐らせるモノに打ち勝ってきた人なのだなというのが文章から伝わってきて心が潤わされる感覚になります


暗黒童話
集英社文庫
定価590円+税
真の英雄アントニオ猪木さんが前作のアリ戦をテーマにした「真実」を発売されてから、まだ一年も時が経っていないというのに早くも新作「踏出力。」を昨日、発売されました、凄いバイタリティーですね。

私は早速本屋さんへ行ったんですが、猪木さんの本が見当たらず店員に訊ねたら、ようやくどこかから持ってきてくれてそれで無事に買えました。

本は結構分厚く275Pもあったため、一通り読み終わるまで結構時間がかかりました。

本のタイトル「踏出力。」とは「一歩踏み出す勇気を持つこと」という意味だそうです。

本の内容は猪木さんが自身の人生を少年時代から振り返り、人生において色んなことに踏み出す勇気の大切さを教える感じで、哲学的な言葉を見出しとして多用し、その見出しに関連した数ページを読むことでそのそれぞれの見出しの言葉に説得力を持たせるように構成されてあります。

本によると猪木さんは1943年2月20日に父・猪木佐次郎と母・文子の9番目の子供、6男として生まれたそうです、大家族なんですね。

猪木さんは少年時代から弱い者イジメが大嫌いで許せず、女の子をいじめていた悪童達を待ち伏せしては成敗したというエピソードを読み、猪木さんは少年時代から人一倍正義感が強かったのだなと関心しました。

ある日、猪木さんの兄の寿一さん(3番目の兄)が日本政府発行のブラジルへの移民を募集する宣伝パンフレットを猪木家に持ち帰ったところから猪木さんの家族の人生は大きく変わることとなります、本を読んでいるとブラジルへの移民がなければプロレスラーアントニオ猪木は存在しなかったのかもしれないと、少しですが思いました。

日本政府発行のパンフレットには移民に関して良いことばかりしか書いていなかったようですが、実際に猪木さん一家はブラジルへ移民したら、用意されていた家は電気と水道もなければトイレもないようなところで、そんな環境で過酷な労働生活を強いられる羽目になってしまったんですがその辺のこともよく書かれていたと思います。

それから師匠である力道山との出会い、力道山にしごかれる日々、アメリカ武者修行の日々、日本プロレス時代、東京プロレス時代、新日時代の出来事が綴られていきます。

そのあたりで特に驚き印象に残ったエピソードが、猪木さんはアリ戦の直後に世紀の凡戦などと世界中から酷評されましたが、パキスタンの方たちは猪木さんのアリ戦でのファイトを見て猪木さんを認めて下さっていたようです。

まあ人の見方は十人十色なんで当事日本でも、あれだけルールが政治力で規制されていながら、あそこまで闘った猪木さんって凄いよなと賞賛した方も多くいたと私は思います。

パキスタンのプロモーターからはアクラム・ペールワンという格闘家との対戦のオファーが入り、このアクラムという人はパキスタンになんと一万人もの弟子がいて無敗を誇る英雄だったそうです。

アクラムとの試合当日にはリングサイドにアクラムの弟子が500人程もいて・・・更にパキスタンの軍隊が銃を持って取り囲んでいたそうです・・・なんとも恐ろしい舞台へ足を踏み入れ試合ができたなと猪木さんの常識外れな度胸に驚きました。

試合はアクラムが猪木さんの右手首に噛み付いて、猪木さんが反射的にアクラムの目に指を突き刺し眼をくり抜いたそうです・・。

この本には書かれていなかったけど試合に勝った後に猪木さんは「折ったどー」と叫んだという情報をどこかで拾いました。

他にはウガンダという国のイディ・アミンという少なくても八万人を虐殺した独裁者と闘おうとしたエピソードにも驚かされました。

それからアントン・ハイセルというリサイクル事業の話やその事業が元で起こった新日で起きた問題や、長く続いていく借金との闘いなどが描かれていきます。

187Pに「人間の抱えている問題は、突き詰めれば飢餓と戦争なのだからである」という猪木さんの言葉がなんとなく感慨深かったです。

飢餓といっても人間が飢餓で苦しむのは食料に限らず、愛情であったり、日々の安心感、休息、生き甲斐、嫉妬、そういう飢餓も世の中にはたくさんあって、そういうことから悲惨な事件が生じたりしているような気がします。

本の後半では猪木さんが長州力を賞賛していたり、政治家時代に暴漢に襲われ危うく命を落としかねたこと、イラクに人質とされた在留邦人の人質解放に命を賭けて立ち向かい人質解放に見事成功した猪木さんの伝説が綴られてあります。

まあ、猪木さんはどんなに名声を得ても、金持ちであったとしても、世界全体を見渡し、飢餓や貧困に苦しむ人達を見て見ぬフリをせず、なんとか救おうと努力できる数少ない立派な英雄であると思いました。

ボリュームがあり中身が濃く私もまた少しずつ読み直したいなと思ってます。


踏出力。人間「アントニオ猪木」から何を学ぶのか
出版社:創英社
定価:1500円+税
今日はある本の紹介をしてみたいと思います。

本のタイトルは「全盲先生、泣いて笑っていっぱい生きる」というのですが、国語教師をしていた新井淑則(よしのり)さんは28歳の時に網膜剥離を発症し、34歳で全盲になってしまうのですが、そこからたくさんの人達に支えられ、様々な苦難を乗り越え、再び教壇に立つ実話が綴られた本です。

全盲先生こと新井先生は、ある日小さい虫がいっぱい飛んでいるように視界が見えて、次の日には右目が見えなくなってしまったそうです、病院へ行くと網膜剥離(網膜が全て剥がれてしまうと失明する病気)と診断されてしまい、翌日には緊急手術をしたものの、視力は極端に落ち、物も歪んで見えたりしたそうです、右目は回復することなく失明になり、6年後に左目も失明し、新井先生は全盲となってしまいました。

網膜剥離は誰にでも起こり得る病気なのだと思いますが、自分もなってしまったら怖いなと思いました。

新井先生は全盲となり、絶望のあまり自殺を考えてしまいましたが、目が不自由なため歩行も困難で自殺も思うようにできなかったようです、新井先生の両親も息子の失明に苦しみ心中を考えるのですが、それをいつも叱咤激励したのが妻の真弓さんだったそうです。

真弓さんも心中を口にしてしまうまでに追い詰められたことはあったようですが、3人の幼い子供達と絶望に苦しむ旦那とその両親がいて、本当によく頑張って叱咤激励してこられたなと感心しました。

あとがきで著者の新井先生は、妻の真弓夫人を「何度か、もうぼくたちはだめかもしれないと思った時、それでも決して逃げずに、持ち前の元気と明るさでぼくの暗闇を照らし続けてくれた妻の支えがなければ、今のぼくはありません」と評しておりますが良い表現だと思いました。

41Pに視力を失っていく過程で「仕事ができない焦りと悔しさ、将来への不安にいらだって、自室の壁を、階段の壁を、こぶしで殴り、何個も穴を空けた」と書いてありますが、そこから新井先生の絶望の感情がリアルに伝わってきました。

その後、新井先生のもとには宮城道雄という視覚障害を持ちながらも普通高校で教師をしている方から「視力を失ってもやる気さえあれば教師に戻れる」と電話がありその方から視力を失っても教師を続ける方法を細やかに教わったのです。

本の巻頭では長瀞中学校のたくさんの可愛い子供達と、様々な苦難を乗り越えた新井先生、優しそうな顔付きをした盲導犬のマーリンの写真が何枚かあり、それに心を癒されました。

視覚障害者は、全国で約31万人おり、全盲の方は10万人いるそうですが、外を歩いてても白杖を持って歩いたり、盲導犬と一緒に歩いてる人を見た記憶は私には特にありません。

やはり周囲に変な目で見られないかなという不安があったり全盲で街を歩くのが怖い人が大勢いるのだと思います。

歩道を自転車で走る人は多いし、勇気を出して外を歩いても何かしら怖い思いをして塞ぎ込みそれで引きこもってしまう方が多いのかなと思います。

外を歩いても「きれいな花火だ」「きれいな虹だ」そんな視力を要することで得られる光の言葉が、全盲の人には耐え難い孤独や苦痛を与えかねないなとも考えました。

飲食店へ寄っても隣の席の人達がドラマや映画の話で盛り上がってたら気分が沈んでしまうでしょうね。

新井先生は全盲となり、そこから努力して普通に社会生活をするまでに這い上がり、本を通じて全盲でもちゃんと生きていけることを伝えてくれました、みんなに全盲となる可能性はあるのだし、もっとノーマライゼーションが広まり全盲の人にもちゃんと住みやすい社会にこれからしていくべきですね。

ノーマライゼーション(障がい者と健常者とがお互い特別に区分されることなく、社会生活をともにするのが正常であり、本来の望ましい姿であるとする考え方)20Pより


全盲先生、泣いて笑っていっぱい生きる
出版社:マガジンハウス
定価:1500円+税


クリックするだけで無料で一日一回まで盲導犬支援のための募金ができます。
2009年から2010年へ、時代はまた新たな時代へ移ろい変わろうとしている

2010年代からはどんな闘いが繰り広げられるのだろうか?

これから先、アントニオ猪木さん以上のチャレンジャーは、現れるのだろうか?

猪木さんの自伝「真実」を読んで猪木さんの歩みを見ているとそんな疑念が私の中に沸き起こってくる

1976年6月26日、ボクシングヘビー級王者モハメド・アリとプロレスラーアントニオ猪木の世紀の一戦が日本武道館にて行われた

1975年4月、ボクシング世界ヘビー級王者モハメドアリはとあるパーティーの参加者を前にこう言ったらしい

「100万ドルを用意するから、誰か東洋の格闘家で私に挑戦するヤツはいないか?」真実10Pより

アリはたびたびボクシングこそ世界最強の格闘技だという発言を繰り返していたようだけど何でもできるプロレスラーの猪木さんからすればそれは違うぜ、プロレスこそ、世界最強の格闘技である、と思っていたようです

それで猪木さんは実際にアリとリングで闘ってボクシングよりプロレスの方が上であることを証明しようとしたのだけど、結局はアリサイドが猪木さんの延髄斬りに怯えたようでプロレス技をルールで禁止してしまい、猪木さんはボクシングとプロレスのどちらが強いかというテーマでの闘いからは、逃げられてしまった形となった

それでも世間のプロレス=ショーというような偏見を打破したいという思いもあってかなんとしてでもアリ戦を実現して勝ってやろうと、アリのファイトマネーは18億3千万円、9億円の借金を抱えてまで猪木さんはアリと闘ったのです

1976年といえばまだ私がこの世に生まれる前の話なのでリアルにアリの知名度や偉大さはあまり分らないのだがどうやら世界中で人気があったらしい

猪木さんは現役を引退して、闘いを通じて世界的な知名度、栄光、財産を獲得しながらも、それを自分の私利私欲のためだけに溺れて使うのではなく、自費を投じてサンゴの増殖をしたり、いまだに電気が通っていない世界に灯りを灯そうとしたり、2001年からはたくさんのホームレスに炊き出しをして元気付けてやったり、多くの貧民の助けになろうと奮闘しているんですよね

本当に立派な志しを持ったお方だと思います

アントニオ猪木 真実
発行:ゴマブックス株式会社 定価1680円+税
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