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壊れた世界が綴る世界

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人々の優しさや笑顔の裏側に潜む冷たく汚いモノを感じ取る癖があり、人というものに嫌気が差す

けれど、ただ何かのために、自分の人間性を良く見せようとしているのだなと、感じてしまう優しさに溢れたこの世界において、とても純粋に感じさせてくれる澄んだ優しさを心在る人から与えてもらえる瞬間もあり、そんなときは暖かい太陽の陽射しが心に染み込みようで、幸福である
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どんなに辛くても我慢し続けて、全てを乗り越えて生きていられたとして楽になれたとしたら

俺はこれだけの苦しみに耐えてきたんだぞーって本でも出版できたらいいな
全身が石

動く意味を持たない

ただ仄暗い海の底に沈んでいく


明日が来ることが怖い

いつまで経っても明日に怯え続ける


たった一つの存在が地獄と天国を入れ替える


何も感じなくなると生きている心地がしない

見失わないように哀しみを思い出す


もう愛せない

抱き締めてしまうと何かが腐敗してしまいそうな感覚

涙が溢れ出る
何かをやって一日を充実して過ごしたいが鬱の毒が脳内を蠢きほとんど何もやる気が起きない

起きてても辛い 寝てても辛い

なんとか起きて、何かをやっていても1,2分で不安定になり継続困難になる

じわじわと鬱の毒が脳内に回ってくる

FF13-2も鬱のせいか、もともとつまらないものなのか特に楽しめない

重たい時間に追い詰められる

睡眠薬を飲まないと今日はもうもたなそうだ
真っ暗で凍えそうな坂道を重たい足取りで憂鬱に歩いているのは俺だけじゃない

他にもたくさんいるだろうが、俺が救う価値がないと思いそいつを見放しているように

外部からしても俺がそんな感じなんだ

温かいおにぎりが食べたい

あなたの笑顔が見たい

幸運を待って耐えるだけ

心の中の空気が抜けて萎み切っている
もしも自分自身が、愛する人が、子供がいたとして、聴覚障害者だったら、買い物途中なんかにこういうものを見せ付けられたらどこまでショックを受けてしまうだろうか、ということなんかを考えてしまう

自分にはない翼を羽ばたかせ、自分には決して立ち入れない世界の中で、周りの人間が楽しそうに空を飛ぶ

古谷実といえば「稲中卓球部」がアニメ化され有名だが、個人的にはギャク的要素も多く取り入れつつ物語の本質はシリアスで切なげな空気が漂う「ヒミズ」を気に入っています

物語の主人公の住田君は無愛想な中学3年生で高校へは進学せずに親の経営するボート屋を継ごうと思っている

母親は愛人を作りわずかな金を置き住田を捨て家を出て行き、住田は生活のために学校へは行かず新聞配達で働き始める

そんな住田には何度も足を運び懸命に愛し励まし支え続けてくれる同級生の茶沢さんと、スリや窃盗という社会悪をやってでも住田を助けようとする夜野正造という友達がいる

親父の作った借金600万の返済を求め借金取りは住田の前に現れ、駄目な親父として憎み続けてきた親父をある日、住田は殺害する

住田の心は荒んでいき、自分の中にある4つの選択肢に気付く

一つ目は自首をする

二つ目は自殺

三つ目は殺すに値する悪い奴を殺せる機会を捜し続ける

四つ目は、今からでも頑張れば立派な大人になれるのではないかということ

茶沢さんは住田の実父殺害の犯罪を知ってもなお住田を愛し続け住田が人生に絶望して死のうとしていることさえも悟る

「君が自殺しようとしてもそうはさせない 私がずっと見張っている 君が死んだら、この先悲しくてやってられません・・・」

物語は壮絶な幕切れが訪れる

映画やドラマを見ても滅多に泣くことのない自分でも泣けた

笑いあり、シリアスなリアリティーとスリルがあり、真っ暗な中でこそ感じ取れる友情と愛情の温かみが描かれており生きる尊さを学べる


「ヒミズ」は全4巻です、コミックレンタルか立ち読みをして読んで面白そうだったら買っていつでも読めるようにしたい人もいると思います

「ヒミズ」は舞台化されたこともあるそうで、来年の2012年1月14日(土)から映画も上映されるようで今から楽しみです ヒミズ 映画公式サイト

他に古谷実の作品では「わにとかげぎす」もオススメです


ヒミズ 講談社 ヤンマガKC
ある3人家族の長女はアメリカで交通事故を起こし、両足を複雑骨折し車椅子で日本に帰国し車椅子生活で過ごすことになるが、長女が帰国して以降その家族の家の中では次々と怪現象が起きるようになる

事故を起こした姉と弟は元気に冗談を言い合う仲良しである

姉弟の会話のやり取りは文字で読めば冷たい言葉の言い合いであるときも多いが、その言葉をやり取る声には相手を愛おしみ思いやる暖かな幸福感が伝わってくる

弟からすれば姉は唯一無二のかけがえのない存在だが、その姉は霊に取り憑かれだんだんと姉は姉らしさを失い憔悴していき姉の心は次第に病んでいきおかしくなっていく

姉は弟に私になにかあったら逃げるように思いやるが、弟からすれば姉を失うことなど考えたくないしそんなことできるわけがない

かけがえのない存在が心の多くを包み込み、そのモノとのコミュニケーションでしか生じない温かみがあるのに、その存在が別人のように変わり果てどこかへいってしまう哀しみがこの映画からは伝わってきた

ホラーとしての怖さもあるが、そういった哀しみに感慨深くさせられるものがこの映画にはあった
もう生きていくのが疲れたんだ

仕事に疲れた

それでも立ち上がって向かっていかなければならない

人間たちの中で息をするのが苦しい

そんな私の心を癒してくれるのが坂本龍一のこの曲

昔ピアノのCDとしては異例のミリオンセラーを達成したウラBTTBのカップリングに入っていて、もう何千回も聴いている

坂本龍一の曲では一番気に入ってます

誰々が悪いと決め付け、多勢人数で個人に向け袋叩きをする人達の気持ちが私にはよく分からない

いかなる悪人であれ既に多勢人数に取り囲まれ石を投げ付けられている人間に対し、一緒に仲間に加わり石を投げ付けるような真似は私にはできない(核爆弾を放たれ大切な存在を失ったり例外はあると思う)

個人対多勢という構図が気に入らない

特にこの人はそんなに悪い人ではないじゃないか、良心的な面も大きくある人間を多勢人数で叩いてるのを見ると痛々しく

こういう人達の仲間に加わるくらいならば私は一緒に石を投げ付けられ死んだ方がマシだ、と思える自分に酔っているところは多少あるし実際ピストルを頭に突き付けられたら石を投げると思うがそんな気持ちも私の胸の中に込みあがってくる時がある

私にも憎い人間はいるが、その者が多くの人達に取り囲まれ石を投げ付けられるのであれば、私はその仲間に加わらない

なんか日本社会を見ていると特に残忍な悪意のない人間に対しても多勢で過剰に攻め立てているように感じ憤りを感じることがある
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