×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
古谷実といえば「稲中卓球部」がアニメ化され有名だが、個人的にはギャク的要素も多く取り入れつつ物語の本質はシリアスで切なげな空気が漂う「ヒミズ」を気に入っています
物語の主人公の住田君は無愛想な中学3年生で高校へは進学せずに親の経営するボート屋を継ごうと思っている
母親は愛人を作りわずかな金を置き住田を捨て家を出て行き、住田は生活のために学校へは行かず新聞配達で働き始める
そんな住田には何度も足を運び懸命に愛し励まし支え続けてくれる同級生の茶沢さんと、スリや窃盗という社会悪をやってでも住田を助けようとする夜野正造という友達がいる
親父の作った借金600万の返済を求め借金取りは住田の前に現れ、駄目な親父として憎み続けてきた親父をある日、住田は殺害する
住田の心は荒んでいき、自分の中にある4つの選択肢に気付く
一つ目は自首をする
二つ目は自殺
三つ目は殺すに値する悪い奴を殺せる機会を捜し続ける
四つ目は、今からでも頑張れば立派な大人になれるのではないかということ
茶沢さんは住田の実父殺害の犯罪を知ってもなお住田を愛し続け住田が人生に絶望して死のうとしていることさえも悟る
「君が自殺しようとしてもそうはさせない 私がずっと見張っている 君が死んだら、この先悲しくてやってられません・・・」
物語は壮絶な幕切れが訪れる
映画やドラマを見ても滅多に泣くことのない自分でも泣けた
笑いあり、シリアスなリアリティーとスリルがあり、真っ暗な中でこそ感じ取れる友情と愛情の温かみが描かれており生きる尊さを学べる
「ヒミズ」は全4巻です、コミックレンタルか立ち読みをして読んで面白そうだったら買っていつでも読めるようにしたい人もいると思います
「ヒミズ」は舞台化されたこともあるそうで、来年の2012年1月14日(土)から映画も上映されるようで今から楽しみです ヒミズ 映画公式サイト
他に古谷実の作品では「わにとかげぎす」もオススメです
ヒミズ 講談社 ヤンマガKC
物語の主人公の住田君は無愛想な中学3年生で高校へは進学せずに親の経営するボート屋を継ごうと思っている
母親は愛人を作りわずかな金を置き住田を捨て家を出て行き、住田は生活のために学校へは行かず新聞配達で働き始める
そんな住田には何度も足を運び懸命に愛し励まし支え続けてくれる同級生の茶沢さんと、スリや窃盗という社会悪をやってでも住田を助けようとする夜野正造という友達がいる
親父の作った借金600万の返済を求め借金取りは住田の前に現れ、駄目な親父として憎み続けてきた親父をある日、住田は殺害する
住田の心は荒んでいき、自分の中にある4つの選択肢に気付く
一つ目は自首をする
二つ目は自殺
三つ目は殺すに値する悪い奴を殺せる機会を捜し続ける
四つ目は、今からでも頑張れば立派な大人になれるのではないかということ
茶沢さんは住田の実父殺害の犯罪を知ってもなお住田を愛し続け住田が人生に絶望して死のうとしていることさえも悟る
「君が自殺しようとしてもそうはさせない 私がずっと見張っている 君が死んだら、この先悲しくてやってられません・・・」
物語は壮絶な幕切れが訪れる
映画やドラマを見ても滅多に泣くことのない自分でも泣けた
笑いあり、シリアスなリアリティーとスリルがあり、真っ暗な中でこそ感じ取れる友情と愛情の温かみが描かれており生きる尊さを学べる
「ヒミズ」は全4巻です、コミックレンタルか立ち読みをして読んで面白そうだったら買っていつでも読めるようにしたい人もいると思います
「ヒミズ」は舞台化されたこともあるそうで、来年の2012年1月14日(土)から映画も上映されるようで今から楽しみです ヒミズ 映画公式サイト
他に古谷実の作品では「わにとかげぎす」もオススメです
ヒミズ 講談社 ヤンマガKC
PR