波心 2008/05/13 (Tue)

ふっと救われるんだ

自分は、必要とされていたのだと感じて錆びだそうとしていた心は潤いはずみ、ひとときの正気さ取り戻させてくれた

でもこういう光も無限に浴びれるものではなく時が経つにつれまた陰りだし少しずつまた闇の中へと墜ちていく

振り返ればそんなことの繰り返しだった

言葉は届けても心は届けられない、心の繋げ方は教科書には載っていない

外界の誰とも繋がらない僕の中の僕が浮かび上がる孤独感

孤独な世界で仕方なく机に突っ伏して不安定にせわしなく息を吐いて吐いて息を吐いて孤独がよくよく染みて

時が経てばいつか落ち着いてくるのは分かってる、それまでの辛抱だ

晴れを待つ、心と体を温かく温める光を待ちわびて

僕のみが知る僕だけが生きている陰鬱な世界で陽の昇りを待ちわびて

昨日も今日もまた明日も僕は生きていく