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深い深い森の奥、か細い光が木々の隙間から光を垂らし、飄々と風が草木を揺らし続ける
浴衣姿の君が笑いながら僕を森の奥へ手招きする
こっちへおいでよ
森の奥には何があるんだろう
僕はどこまでも付いていき、どこまでも深く迷い込んでいく
泉の音、鴉の鳴き声、人の死体が耳と目に入っていく
特に気にすることもなく森の深さは増していく
歩みを止めようとは思わない
誘われるがまま歩いていくだけ
いつの間にか君を見失い、僕は森の中に取り残されていた
空腹にならず、眠くもならず、ただ君と出口を探して歩き続ける
僕はどこにいるのだろう 君はどこにいるのだろう 出口はどこにあるのだろう
どこにもないのかもしれない
もうこの世界からは失われたのかもしれない
呆然と座っていたら、空から真紅の衣服に白化粧をした君が降ってきた
目を開かぬ君を揺さぶり起こそうとも君は目覚めない
森の奥で僕はあなたの肩を揺さぶり続けました
おしまい おしまい
浴衣姿の君が笑いながら僕を森の奥へ手招きする
こっちへおいでよ
森の奥には何があるんだろう
僕はどこまでも付いていき、どこまでも深く迷い込んでいく
泉の音、鴉の鳴き声、人の死体が耳と目に入っていく
特に気にすることもなく森の深さは増していく
歩みを止めようとは思わない
誘われるがまま歩いていくだけ
いつの間にか君を見失い、僕は森の中に取り残されていた
空腹にならず、眠くもならず、ただ君と出口を探して歩き続ける
僕はどこにいるのだろう 君はどこにいるのだろう 出口はどこにあるのだろう
どこにもないのかもしれない
もうこの世界からは失われたのかもしれない
呆然と座っていたら、空から真紅の衣服に白化粧をした君が降ってきた
目を開かぬ君を揺さぶり起こそうとも君は目覚めない
森の奥で僕はあなたの肩を揺さぶり続けました
おしまい おしまい
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