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コンビニで少年マガジンを立ち読みした後に週刊プロレスを見てみたら今週号は表紙が小川直也で卍固めを誰かにかけていた、インタビューからは小川が世間のプロレス界への見解を驚くほど把握してて何をすべきか理解しているようで非常に共感できる内容だった

少しだけ小川の発言を引用させてもらうが「業界の注目なんてアテにしてない、世間からの注目を早くなんとかしないと思ってる」
だって、小川は業界から注目されててもIGFが世間から注目されていないのをしっかり自覚しててなんとかしなければならないと思ってるようだ

あと小川の発言で関心したのが「馴れ合いはこの業界を絶対腐敗させていく」と小川自身が馴れ合いの闘いに堕ちてはいけないとしっかりと理解していた点だ、IGFでの高山との2度に渡る前哨戦では個人的にどこか馴れ合っている感じが否めなかったが次はいよいよシングルでの一騎打ちだ、小川の殺伐とした緊迫感ある闘いに期待したい

そして小川のインタビューではリング上でアントニオ猪木の名前を出した中邑に挑発的な発言を繰り出していた、私には一見中邑を挑発しているようで中邑の背中を押してるようなエールのようなものを感じ取った

他にも藤田和之、弟子の澤田に言及、今までのとこれからのプロレス界など1万字以上小川の言葉が綴られていた

私が前回プロレス雑誌を購読したのは週刊ゴングという雑誌で橋本さんが亡くなられたときに出されたのが最後だ、それからしばらくして週刊ゴングは休刊だか廃刊だか書店で見かけなくなった

それにしても小川とゴングが一時期不仲だったのは窺い知れたが週プロがプロレス界の柱である小川に7年もインタビューをしていなかったなんて週プロと小川の仲も悪かったのだろうか!?

あと蝶野のコメントで「OBや団体のトップが集まればプロレスファンは戻ってくる」とあったけどこの発言には頷けない、かつてゴングの編集長の金沢さんは朝までプロレスという特番でPRIDEファンの殆どが元新日ファンだと公言し蝶野がこれに少し落ち込んでいるようだったがOBや団体のトップ(ノア・全日・ZERO1あたりの?)が集まっても胸を高鳴らせる殺伐間を感じさせる闘いが提供できなければPRIDEの熱風に流されていったお客さん達、プロレスを見る目が変わってしまったお客さん達が長期的に戻ってくるとは思えない

高いチケットを払って観戦するからには今後の人生で強く生きる糧になるくらいの凄まじい闘いが見たいのだ、そのためには選手や会社にいろんな強さがないとだめですよね

今はプロレス界の景気は良いようで大会場での集客は超満員でいいようだから今いるファンと会社のためにはとりあえずこのままで良いのかもしれないけど、猪木さんの自伝では盛り上がってるときでもそれに甘んじることなく起爆剤を投入しなければならないというようなことが書かれてあったけど私はそれに共感している

他にも今週号の週プロではモノクロページで中邑のIGF問題が書かれてあったりIGFの宮戸優光さんという方の中邑へのコメントも書かれてあったり新日の菅林社長のインタビューもあり個人的に興味深く家でゆっくり読みたい内容だったから久々に買ってみた

IGFと新日は今は不仲みたいだけども、会社としては協力して後は選手にリングで闘わせればいいじゃんって思った、中邑がIGFに上がるのも面白そうだしIGFの小川が高山と組んで新日に乗り込むのも面白いと思う

あと格闘技・プロレスの雑誌は毎回活字と写真だけじゃなくて、以前週刊ゴングでは橋本さんやみちのくプロレスの試合をのせたDVDを付録で付けたことがあったたけどああいう付録は毎回書店で立ち読みだけする読者に雑誌を買わせる手段として良いと思います
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